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LOVE&LARGE Stylish Person サンドウィッチマンインタビュー

コンビ結成20年目を迎え、今やメディアで
見ない日はないほど人気のお笑いコンビ、
サンドウィッチマンが初登場!
彼らのファッションのこだわりは?
恒例のライブツアーのロンドン公演は!?

いつもとはちょっと違った雰囲気になるのかな

──少し前の話ですけど、二人の出演されたJR北海道のCMとポスター、すごく印象的でした。
  • 伊達:
    「ああ、外国の方があれを見て『日本はなんてオープンな国なんだ』って驚いたっていう」
    富澤:
    「“男二人旅”というテーマだったんですけど、俺らがゲイだと思ったらしいですね。勘違いさせて申し訳なかったですけど」
──いやいや(笑)。伊達さんの淡いピンク、富澤さんのエメラルドグリーンのコートがすごく可愛くて。普段は男っぽいイメージですけど、ああいう格好も似合うんだなと。
  • 伊達:
    「あのコートはCM用にオーダーメイドで作ったものなんです」
    富澤:
    「まあ、ちょっと自分じゃ選ばないような格好でしたね」
    伊達:
    「可愛い格好って苦手なんですよ。男子高だったから、昔からそういう格好もしなかったですし、基本的に人を寄せ付けないような服が好きなので」
──伊達さんと言えば漫才ではスーツが定番ですが、あれはキャラ設定の意味もあるんですか?
  • 伊達:
    「いや、純粋に好きなんです。ああいうピカピカした感じが。やっぱりステージ衣装は華やかなほうがいいじゃないですか」
    富澤:
    「特に衣装をどうしようかって決めているわけでもなくて。もともと僕はネクタイ締める仕事をしたくねぇなと思ってこの世界に入ったんで、結果、今もジャケットは着てもネクタイはしないです」

和柄が好きですね。うしろに2匹の龍がビシーッと描いてあるジーンズとか持ってます─伊達みきお

──とはいえ、プライベートの格好はまた違うわけですよね?
  • 伊達:
    「まあカジュアルですけど、和柄が好きですね。うしろに2匹の龍がビシーッと描いてあるジーンズとか持ってますよ。ただ、奥さんからは子どもと一緒のときは、そういう格好はやめてと言われてます」
──ハマりすぎるからですかね(笑)。富澤さんはプライベートの格好はどんな感じなんですか?
  • 富澤:
    「うちはけっこう奥さんが『こういうの着たら』って買ってきてくれるんですけど、なぜか可愛いのを選びがちなんですよ。ボーダーとかね。ただどうしても着る頻度は低くなります」
──あのCMの感じから見ても、似合いそうですけど。
  • 富澤:
    「まあ、着れば着れないこともないんでしょうけど、どうも違和感があるというか。どっちかというと、革ジャンとかスカジャンとかが昔から好きですね。夏はアロハをよく着ます」
  • 伊達:
    「ライダースと言えば、前にこいつが白い革ジャンを買ってきたんですよ。20万くらいするやつでカッコよかったんですけど、どう見ても小さいだろうと。で、着てみたら完全にギブス(笑)」
    富澤:
    「まったく動けなかったですね」
    伊達:
    「(キン肉マンの)ミスターカーメンにミイラパッケージかけられたみたいになっててな(笑)」
    富澤:
    「ちょっと小さいかなと思ったんですけど、店員さんが革は着れば伸びますからって言うから。けど、キツくて血が止まりそうになってました」
    伊達:
    「さんざんバカにしてたら着てこなくなったけど、あれどうしたの?」
    富澤:
    「サイズ直しした。革を足して」
    伊達:
    「へえ、革って足せるんだ。包茎手術の逆ってことだな」
    富澤:
    「ってことですね。まあ、何にしても俺らは、服を選ぶときって、まず入るかどうかなんですよ」
    伊達:
    「最近は俺ら向けのサイズ展開をするブランドも増えてきてうれしいですけどね。(TKOの)木下さんがやってるBUCCA44もそうだし」
    富澤:
    「そうそう!なので木下さんが、今度どういうの作ろうかなとか言ってるときに、リクエストしたりしますね。ライダース出してくださいとか…」
──なるほど。伊達さんはいかつい系、富澤さんは硬派系と男臭い格好でも傾向が違うんですね。
  • 伊達:
    「そうですね。共通点と言えば、どっちも普段は基本的にジーンズってところくらい。今日履いてるのはREPLAYのジーンズで、フィット感が気に入ってます」
    富澤:
    「僕が履いてるのは、宮城県の栗原市というところでやってる、CANN-LINEっていうブランドのオリジナルジーンズなんです。ちなみにここは、狩野英孝の親戚がやってるんですけど、一応同郷なんで宣伝しておきます」
──東北魂ですね!しかし上京後は長らく二人暮らしをしていたそうですが、好みの傾向が違えば服を取り違えることもなさそうですね。
  • 伊達:
    「あり得ないですよ(笑)」
    富澤:
    「そんな仲良しじゃないです」
──でも高校生の頃に出会って、今年でコンビ結成20年。その間には一緒に暮らしたこともあって。
  • 富澤:
    「そうですね。(07年に)M-1グランプリで優勝した後も、半年くらい一緒に住んでました」
──それって相当、気が合わないとできないことですよ。ケンカとかはしないんですか?
  • 伊達:
    「今さらないですよ。さすがに大人ですから。ただ、たしかにコンビって特殊な関係かもしれないですね。何か契約を交わしたわけでもないのにずっと二人で同じ方向を向いていられるというのは、たぶんこの仕事をやってないとわからない感覚だと思います」
    富澤:
    「結局、どっか頭がおかしいんでしょうね。この仕事をやってられるっていうのは」
    伊達:
    「お前が一番おかしいけどな」
──8月から恒例のライブツアーがありますが、今年は結成20年目記念のロンドン公演もあります。なぜロンドンでやろうと?
  • 伊達:
    「ロンドンってサンドウィッチ伯爵のお膝元なんです。で、ご子孫がやってるサンドウィッチ屋のチェーンがあるらしいので、行ってみたいなと。まあそれはこじつけで、単純に海外公演って言ってみたかっただけです」
──ネタは英語でですか?
  • 伊達:
    「いや、日本語で通訳も特につけないです。たぶんお客さんも日本人ばっかだと思うんですよ。向こうは日本企業が多くて、チケットもほとんど売り切れてるんですけど、売れ行きを見るとだいたい日本人のようなので」
──イギリス人にもぜひサンドウィッチマンのネタを見てもらいたかったですけど…。
  • 伊達:
    「国内ツアーはオール新ネタでやるんですけど、ロンドンは鉄板ネタを次々とやる感じになると思います。というのもあまり小道具とかを持っていけないので、主にセンターマイクでやる漫才や、最小限の道具でできるコントになるかなと。あと向こうの劇場って、お酒を飲みながら見るシステムらしいんですよ。だからいつもとはちょっと違った雰囲気になるのかなと」
    富澤:
    「国内でも場所によってお客さんの反応が違うので、そこも含めて楽しめればいいなと思ってます」
    伊達:
    「あと最近、向こうはテロのせいでコンサートとか中止になってるらしくて。けど、そこはね。『テロには屈しない!』って書いといてください」