ぽっちゃり女子はポチャメンが好きなのか？　を検証するべく、ぽっちゃり女子に色々インタビューして、ビバ！　ポチャメンなポジティブ意見を聞きまくる予定のこのシリーズ。第一回はゲストは、肉感あふれるボディでグラビア界に“ぽちゃドル”という新たなジャンルを切り開いた人気グラビアアイドルとなった水樹たまさん。デビュー当時はスレンダーな体型だった彼女は、一体なぜ太ってしまったのか？　その真相が明らかに！

──Ｊカップド迫力ボディが魅力の“ぽっちゃり系グラドル”として活躍中の水樹さんですが、ぽっちゃりしはじめたきっかけは？

水樹　はっきりおぼえていないんですけど、お家の体重計を封印していたので、ずっと自分の体重を把握していなかったんですよ。それが、ある番組の企画で体重を測ることになって、私は50kgくらいのつもりだったんですけど、62kgに増えていたんです。そのときは信じられなくて、おもわず「この体重計、壊れてるんじゃない？」って疑いました（笑）。

──気づいたら10kg以上増えていたんですね。

水樹　ただ、暴食していた時期があったのは間違いないんですよ。１日５～６食は当たり前でした。おもちを10コ食べて、コンビニのたこ焼きを３パック食べて、中華のフルコースを食べて、そのあと焼き肉をがっつり食べて……という生活を毎日のように繰り返していた時期があって。友だちにも「しあわせそうに食べているから特に言わなかったけど、あの頃のたまちゃんは、ケタ違いの量を食べてたよ」って言われたことがあります。

──食べ過ぎているという自覚がなかった？

水樹　自覚はあったんですけど、ただ、食欲に勝てなかったんですよね。どんなに食べても食欲を止めることができないので、こわくなってお祓いに行ったんです。そしたら、「お腹をすかせたオバケが取り憑いています」って言われて。しかも２体も取り憑いていたんです。だから、私はつねに３人分を食べていたんですよ！

──「過食のオバケ」の仕業だったんですね（笑）。

水樹　でも、やっぱり食べることが大好きなので、今でも夜ごはんのはしごとか全然しちゃうんですよ。この間、北海道へ遊びに行ったときは、あれもこれも食べたくて４軒はしごしました（笑）。割烹料理さん、お寿司屋さん、ジンギスカンからのカフェに行ってパフェでシメ、というコースで。

──がっつり食べますねぇ。まだオバケが取り憑いてるのでは？

水樹　ははは。カフェでパフェを食べていたら、見知らぬお客さんがパンケーキをくれたんですよ。私の食いっぷりを見て、「これも食べていいよ」ってご馳走してくださって。これはけっこう“デブあるある”かもしれない（笑）。

──勝手に大盛りになっていたりしますよね。

水樹　なりますよね。普通盛りを頼んだとしても「いいの？　足りる？」って聞かれるので、「じゃあ、大盛りでお願いします」って言ったり（笑）。

──何年か前に、コアリズムダイエットに成功して痩せていた時期もありましたよね。

水樹　ただ、最近また太りだしちゃって。運動量があきらかに減ったのが原因だと思います。それで、新しく「フィールサイクル」を始めました。ニューヨークで人気の新型バイクエクササイズが、最近日本でも流行っていて。１プログラムが45分で、400～800kcalを消費できるんですけど、これがかなりキツいんですよ。

──効果はあったんですか？

水樹　痩せると思いきや、やっぱり運動をした後ってお腹がすいちゃうんですよね（笑）。白米の美味しさも増すし、汗をかいた後のビールも最高！　それで結局、プラスマイナス０になっちゃう。

──痩せることが目的で、フィールサイクルを始めたんですよね？

水樹　痩せたいというか、気兼ねなく食べたくて（笑）。今の状態で運動をせずに食べ過ぎちゃうと、たぶんブクブクに太っちゃうんですよ。でも、どうせデブるなら綺麗にデブりたいな、って思うんです。

──ええと…「綺麗にデブる」とは？

水樹　たとえば、「ふにっ」とした触りたくなるような二の腕だったり、「ぷっくり」とした突っつきたくなるようなお腹だったり、そういうハリ感やツヤ感のあるぽっちゃりだったらいいと思うんですよ。やっぱり、ぽっちゃりした人の良さって、「見ていてハッピーな気分になる」というところだと思うんです。
そこが魅力なのに、もし不健康なデブり方をしていると、それはぽっちゃり業界全体のイメージダウンにも繋がっちゃうと思うんですよ。だから、私も健康的で、ほどよく“もっちり感”のあるデブをキープしたいなって思っています。

次回、深刻な夏バテに悩まされた彼女が取った驚くべき行動とは!?　そして水樹たまが、好きなポチャメンを熱く語ります！
（次回は７月19日更新予定）