銀座に松茸が泣くほど食べられる店が2017年9月29日にオープンするとの情報を得て早速取材へ。

入口横には早速、ポチャメンがお出迎え。

お手持ちのモノ。すごく・・・大きいです・・・。

大きさに圧倒されながらもこちらへ潜入

松茸屋 銀座魚松さんへ

入ってすぐに圧倒される松茸天国。

なにココ。松茸ってもっとほら、大事に神棚に飾って置くものじゃないの。
なにこの量。そしてスケール感。どの松茸もすごく・・・大きいです・・・

そして、まつたけの横に鎮座するこのクジ引き器はなに？
スタッフ～　このくじ引き何は何ですか？
「こちらは、食事の後にお客様に回して頂くものです。なんと特賞はこちらの箱に入った○十万円相当の松茸です。その他にも外れなしのクジなんです！」

なんだってー。○十万円！ 食事代の○十倍のものが当たるんですか？
「そうです。食事をされた方、全員に回してもらっています」
どうやら、本当に松茸ランドに飛び込んでしまったらしい。

これは、食べて当てるしかない。お母ちゃんのためにも当てるしかない。
気づけば、まだ店内に入って1メートルしか進んでいない。恐ろしき松茸力。

とりあえず、席につかなければ。席についても松茸パレードは続く。
箸置きも信楽焼の松茸。

器も信楽焼で統一されているとのこと。そういえば、店頭にいたポチャメンも信楽焼だった。

ついに食事スタート！ おまっとさんと出てきた先付。

ここにも松茸さんが隠れている。入店してからの松茸フェス具合に圧倒されていたが、この先付、かなり手が込んでいる。女子的にもカワイイが連発されそうな丁寧な料理だ。くり抜かれたスダチの中にはウニ！ 普通なら主役級のウニさえココではわき役だ。さらに、見たことないくらいミニトマトをさらにミニにしたトマト。カワイイ。

そうこうしているうちに、カゴに入った松茸が登場。

このボリューム感。これ一人前ですよね？ これ松茸、何本分ですか？ なボリューム。
これから、焼き松茸が始まるらしい。そして松茸を知り尽くしたスタッフさんにおすすめの食べ方を伝授される。

「焼き松茸はワサビと塩とスダチを絞って良くかき混ぜたものをつけて食べてくださいね」
伝授されるまま、かき混ぜて松茸が焼けるのを待つ。

表面に水滴が浮いてきたら食べごろだ。

伝授された、ものをつけて食べる。

う、うますぎる。松茸の香りを引き立たせるスダチの清涼感。その後に追いかけてくるワサビ。この食べ方、最高過ぎる。孤独のグルメ的に脳内を回想するうまさ。本わさびがヤバすぎる。病み付きになる。

焼き松茸の余韻に浸っていると次は先付は松茸とウニの刺身
そして次に出てきたのは土瓶ちゃんだ。

土瓶蒸し。もちろん中には松茸さん。クピっと一杯頂くと、脳内のシナプスまで行きわたる松茸の香り。ベスト オブ 汁。叶うなら魔法瓶に入れて毎日、持ち歩きたい味だ。

次の料理を待っているいると「いらっしゃいませ。ベイブさんですか？」っと声をかけられた。振り向くと、白衣を着たベイブな男が松茸を持って居た。

どなたですか？

「銀座魚松で総料理長をしている井上です。本日の料理はどうですか？？」

すごく・・・大きいです・・・。

料理長もかなり大きいです。推定185㎝、110キロ BMI:32級だ。松茸たちを美味しく料理している偉い人はベイブな男だった。ちなみに、若い頃 何かやってましたか？「格闘技をちょこっと。少林寺とか、空手とかボクシングも少々。」おお、強い！ 強いポチャメン料理長。
松茸歴は？　いや、料理人歴は？
「25年やってます」

松茸屋 魚松の名前のとおり多くの料理に松茸が使われていますが、こんなにたくさんの松茸をどうやって供給しているんですか？
「当店で使われている松茸は全て旬なものを使っています。今だと、世界12ヶ国から旬な松茸を取り寄せています。国内にも多くの山で松茸の権利を持っていますので、皆様に美味しい松茸を食べて頂けるんです。」
松茸の権利！ 松茸って言うのは見つけても勝手に採っちゃダメなんですか？
「そうなんです。松茸を採るには権利が必要なんです。それに、松茸は養殖ができないので自生するものを採るしかないんです。そのため、当店では複数の山で松茸を採る権利を持っています。」
そうなんすね、松茸は養殖ができないから供給量が少なくてお値段が高いんですね！

ちなみに、店長の一押しはなんですか？
「全ておすすめですが、中でもやっぱり焼き松茸ですかね？ 本わさびとの相乗効果で素材の味をふんだんに味わっていただけると思います。」
なるほど、この大きな体から、繊細な料理が生み出されていると思うと、思わずポチャメン仲間として涙が零れてくる。同志よ！　最高の料理をありがとう！

ポチャメン料理長との歓談を交わし、次なる料理はメインへと突入だ！　
松茸のしゃぶしゃぶ！　


鍋の中に浮かぶ大量の松茸さん。さらに、こんなに松茸食べてもいいんですか？

だが、それだけじゃなかった。松茸エキスが大量に出ている鍋に追加されるのは、なんと！

近江牛！　マジか！　松茸×近江牛って！ 何だ、このコラボ。どんだけ贅沢なんだ！

　

松茸エキスたっぷりの鍋にサッと湯通ししたお肉。 こんな贅沢がこの世界にあっていいのか？
喰わずに死ねるかな逸品。涙が止まらないよー。

「そうでしょー。お肉もおいしいでしょう？」

誰？　誰？　誰？　松茸の食べ過ぎで幻覚が見えているのか？
派手なおじさんが大量の松茸を持って立っている。

「お好きなの一本どうぞ？」
えっ？ いや、もういっぱい松茸食べてるんで大丈夫です。。。

「何言っているんですか？ お好きななのどうぞ！」
「どれでも好きなのものをどうぞ？」

あっはい。ではコレを！
「はい。ではお食事を楽しんでくださいねー」

ちょっと待ったー。おじさんは誰ですか？ 松茸大王ですか？
「いえいえ、私はこのお店をやってるものです！」

社長。。。松茸社長ですか？　
「はい！ 今日は太閤さんの恰好をしてみました。」

豊臣松茸秀吉ですか？ 社長？　とっ言うか なぜ太閤さん？　
「来ていただいた皆さんに松茸をお配りしているんです。ちょっと演出が派手な方が楽しいでしょ？ 」

確かに！ 楽しい！ そして、こんな大きな松茸は二度と持つことがないと思います。

「さあ、早く食べてみてください。焼き松茸でもしゃぶしゃぶでもお好きな方で！」

オーマイガーっと！ お母さん僕、自分の手で松茸を割いてるよ。

こんな大きな松茸を自分で割いてるよ！ 何、この体験。美味しんぼとかでしか、見たことないやつだよ。

「私は松茸で夢の国を作りたいんです。松茸で皆さんを笑顔にしたいんです！ だから、来て頂いた皆さんにお配りしているんです。大丈夫！ 私が居ない時は別の太閤が来ますので！」
社長！ まさしくココは夢の国ですよー。松茸ランドですよ！ 社長、気前良すぎでしょ！ 男前すぎでしょ！　松茸を大盤振る舞いし過ぎですよー。

「皆さんの笑顔が一番のご褒美です。」
そう言って松茸太閤さんは行ってしまった。

大きな松茸を残して！

〆松茸は松茸ご飯だ。

もう最後まで松茸ずくし。一日にこんなに松茸を食べるなんてことが、人生の中であると思わなかった。最初から最後まで一体何本の松茸を食べたのだろうか？ 松茸量に驚愕しつつ、サプライズ満載の太閤さんまで。まさに夢の国がココにあった。

さらに、最後にイベントがあるのを忘れていた。そうだ、入口に置いてあった、クジ引き器だ。
「では、最後に回してみてください」とスタッフさんに言われ思い出した！

そうだ、○十万円の松茸を当てるのだった！ コースの松茸力に驚いてスッカリ忘れていた！
当たれっ！！　願いを込めて回す！！！　出ろ！

コロン

「おめでとーございます！ こちらをお土産にどうぞー！」

手渡された松茸忍法帳。
中には美味しい松茸の煮つけが入っていた。
次回は絶対に当てるぜ！ リピート確実だ。

今回、食べたのは松茸屋 銀座魚松
【特上コース35,000円】
　・前菜盛り合わせ
　・松茸のお吸物
　・メイン（下記より１品選択）
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　　近江牛と松茸のすき焼き
　　近江牛と松茸のステーキ
　　近江牛と松茸のしゃぶしゃぶ
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　・焼き松茸
　・松茸ご飯
　・デザート

松茸屋 銀座魚松 取材後記

まさに、驚きの連続。怒涛の松茸がヤバい。デート使うならば必ず盛り上がる。記念日デートにもってこい。会社の接待に使うのも、接待先が大喜び間違いなし。是非、一度、松茸天国を体感して欲しい。

オープン記念！お土産に松茸プレゼント イベント開催

9月29日（金）から10月15（日）の17日間限定で、お食事されたお客様全員にお土産として、松茸をプレゼント！！ という太っ腹なイベントを開催。これは見逃せない。

ご予約はお電話にて。03-3541-1599