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【デパート? 喫茶店? 居酒屋?】デブにオススメな涼しい涼しい店【比較】

ポチャメンの暑さ対策にマスト! デパートや飲食店、どのお店が涼しいのか調べてみました。


 あ、暑すぎる…。連日殺人的熱波が日本列島を包んでいる今日この頃、Mr.Babe読者のみなさん、生きてますかーー! 体感気温が一般人より+5度はあるボディですから40度近い外を歩くのはマジで命に関わるし、汗で目をやられて車に轢かれたり、異臭を放つモンスター認定されたらたまりません。そんなポチャメンが酷暑を乗り切るためにはひんやり涼しい場所を事前に知っておかねばなりません。もし外でクラっときたら、こんな涼しい店に逃げ込みましょう!

デパートは暑い!

 買い物や食事に便利なデパートですが、我々が涼を求めるにはやや不向きのようです。新宿の老舗百貨店Tのホームページによれば「夏季は『冷房のしすぎでは』という省エネ観点のご意見もあります。館内は常に27℃になるよう調整」と記されているように、27度がマストと思われます。しかし、多くの人が行き交うデパートで27度はちと暑い。大手百貨店では省エネ対策や2011年以降の節電志向で、店内温度を高めに設定していることが多いのです。また女性客をメインターゲットにしている場合、冷え性のマダムの声の方がもちろん大きくなりますから、以前のようにキンキンに冷えた空調は望むべくもない…。暑さ避難場所にデパートはNGです。

喫茶店は純喫茶が狙い目?


 目もくらむ日光を避けてアイスコーヒーを一杯。そんな時にチョイスすべきは断然、純喫茶。個人店がオススメです。某カフェオーナーに取材した所によれば
「昭和から営業されている純喫茶のマスターの皆さんは、昔から通う常連を大事にします。冷房をガンガンかける涼しさもサービスのうちと考えているオーナーさんも多く、結果、店は涼しい。店内でオムライスやしょうが焼きなど調理もするお店だと、確実に冷房設定は25度ですね」

 では大手チェーンは?
「スタバなど、長時間滞在する客が多い店は比較的温度がぬるいです。これは『居心地のいい空間』を演出するためですが、逆に暑がりの人にとっては気温がぬるくて不快に感じるかもしれません。むしろ短期滞在型のドトールなんかは店に入った瞬間の『涼しい!』と感じさせることの方が大事ですから、涼しいことが多いですね。寒がりの客を早く追い出して回転率を上げるため、なんて言われることもありますが証拠はありません」
 なるほど。喫茶店に行くなら、狙いは個人経営の純喫茶か、昔からあるチェーン系のようです。

居酒屋は基本的に暑い


 水分補給に生ビールをクーっといきたいとき、貴方は居酒屋に飛び込みますか? 残念ながら居酒屋は暑い店が多いのです。その理由は「温度が高く暑い方が飲み物が出るから」いう、飲み屋にとってみればごくごく当たり前の理由から。「夏場の気温が1度上がるとビールの販売数が1日80万本増える」と言われています。居酒屋にとってみれば料理よりも利益率の高い飲み物をどんどん注文してほしいため、ある程度温度を高めに設定しておかないといけないのです。どうしても居酒屋で飲みたい場合は、店に入った瞬間、冷房の送風口の真下の席をまずチェックし、そこに陣取るようにしましょう!

飲食店は料理の特性で温度が決まる

 これはもう説明する必要もないかもしれませんが、そもそも涼しい飲食店、暑い飲食店には提供する料理の特性が大きく左右します。寿司屋はネタの鮮度が命ですから、当然のごとく涼しい。回転寿司チェーンはレーンの上のネタの鮮度管理のため店内の空調にはかなり気を使っています。逆に焼肉屋やお好み焼き屋などテーブルに炭や鉄板があるため熱気がモロにきます。夏場は避けた方が賢明でしょう。次にラーメン屋やトンカツ屋ですが、狭いカウンター式の店はどうしても調理場と一体になっているケースが多く、かなり暑い。
 お次はカレー屋さん。これは店によるのですが、インド人が店員のお店ならこっちがビビるくらい店内が寒いことがあるので、まず問題ないでしょう。インド人はとにかく冷房を効かすことがおもてなしと考えているため、マジで設定温度が19度とかじゃないのか? と思うほど頭のおかしいレベルで寒い店もよくあります(カレーの辛さと相殺させるために店を冷やしてるという噂も)。ミートテックを着込んだ我々が行くべき店は、寿司屋か、カレー屋、これで決まり!

結論 最後は頼み込め!

 涼しい店を調査しているうち、ある1つの結論に行き着きました。それは「暑かったら店員さんが調節してくれる」という事実。Mr.Babeな皆さんもお好きなファミレスグループ、すかいらーくさんのお問い合わせセンターに電話したところ
「店内が暑かったですか? それは申し訳ございませんでした。マニュアルで店内温度の設定は決まっておりません。季節やその日の環境によって各店舗で設定しております。もし、暑いとお感じになられましたら店員に言っていただければ調整させていただきます」
 とのこと。なるほど、設定温度は各店舗に委ねられているようだ。その後、マクドナルド、牛角など多くの大手チェーン店にも問い合わせしたところ同様の返事が。つまり、暑かったら店員に言え! それがヒンヤリ生活への第一歩ですね。

いかがだったでしょうか? まだまだ酷暑は続きます。少しでも気温の低い場所で生活し、なんとか地獄の季節を乗り越えていきましょう!

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