サウナの入り方ススメ|効果的な回数や時間を解説
初心者も「サウナー」も読み返して欲しいサウナの基本
コロナの影響で健康ブームに火がついている今、再びそのアツさを取り戻しているのが『サウナ』。”サウナ好き”な私やデブ諸氏にとって、公然と汗をかけるサウナはまさに天国。そこで今回は、サウナの入り方を改めて勉強しなおしてみましょう。
サウナの効果
”こり”解消
高温のサウナ内では、血管が広がり心拍数が高まります。身体の血流がめぐり、筋肉に流れる血も増えるため、肩こりや腰のこりを解消できます。緊張で固まった身体をほぐすのにもサウナは効くわけですね。
免疫力アップ
サウナの熱が身体に伝わると、ヒートショックプロテイン(別名:HSP)と呼ばれるタンパク質が生成されます。HSPには細胞の活性化をさせる性質があるので、免疫力アップ効果が期待できます。
自律神経が整う
夏バテや季節の変わり目の気怠さの原因である、自律神経の乱れ。高温のサウナと低温の水風呂にセットで入ることで自律神経を刺激して、バランスを整えることができます。
疲労軽減
サウナには『乳酸』を分解する酸素をより多く吸収する効果もあります。『乳酸』は身体に疲労が溜まる原因にもなるので、サウナに入れば疲労軽減の効果も期待できるのです。
サウナの入り方
まずはしっかり体を清める
サウナに入る前は必ず掛け湯と体を洗うこと、これは公衆サウナの基本。サウナーであるなら、必ず体を清めてから入ろう。
皮膚に汚れがついている状態だと汗も出にくいので、せっかくのサウナが台無し。
サウナは5〜10分くらい
基本的な日本のサウナはいわゆる高温低湿の『ドライサウナ』と言われているタイプで100℃前後。二段組になっているところも多く、高い方がよりアツい。サウナに慣れていない初心者は5分程度、慣れている人なら10分〜15分程度を目安にすると良い。ほとんどのサウナは12分計がついているので、チェックしながら入ろう。
水風呂は数秒で出る
サウナから出て、かけ湯で汗を流したら、いざメインディッシュの『水風呂』へ。慣れない内はこの水風呂が苦痛かもしれないが、サウナと水風呂はセット。まずは足や腰の一部分だけでも良いから、数秒入ってみると良い。怖がって長居すると、むしろ冷えてしまうので注意。慣れてきたら肩まで浸かろう。身体を冷ましすぎないように、数秒で出るように。
サウナ〜水風呂を3往復する
水風呂から出たら、身体を軽く拭いて再びサウナへ。このサウナと水風呂を往復するルーティーンを3回ほど繰り返すことで、頭がボーッとしてくると思います。程よい疲れが得られて自律神経が整った、まさにリラックス状態に突入です。
外気浴で「ととのう」
身も心もふわーッとした状態になったら、外気に当たってさらにリラックス。深呼吸を繰り返し、ディープリラックス状態へ。このトリップしたような多幸感を味わえる状態が”ととのう”状態です。心身ともにコンディショニングされた、サウナで得られる快感を味わうのが真骨頂と言えるでしょう。
ぽっちゃりにおすすめなサウナの楽しみ方
あくまで私のおすすめですが、事前にコンビニなどで売っている「かち割り氷」を口に含んでから入るのが好きです。
灼熱のサウナの中で口いっぱいに頬張った氷がどんどん溶けて…。焼けるような喉を冷たく冷やしてくれるのです。これは味わった人にしかわかりませんが、どんな食べ物より、どんな飲み物より、サウナだけで味わえる「最高級な贅沢グルメ」と言っても過言ではありません。
サウナで健康×快感×リフレッシュ
サウナの入り方をまとめました。記事執筆のために改めて調べてみると、奥が深くて驚きました。サウナは偉大ですね。さて、今日も行ってきますか。