ゴルフ場をはじめ、リゾート地のおしゃれなビストロや、六本木・麻布といった大人感漂う街に出かける際は、衿付きシャツが欠かせない。暑いからシャツはちょっと……と敬遠せずに、わがままボディを魅力的に高めるコーデを手にいれたいものなのだ。
ちなみにシャツ×ショーツで大人カジュアルを成立させるために、何よりもこだわるべきは、ショーツの丈感＋シルエットだ。ピタッとしすぎず、ラフすぎず、ひざ～ひざ上が軽く見える程度の長さをチョイスしてみよう。シャツは、夏らしいカラーを選ぶことが大前提。ひと目みただけでリゾート地の青い空が目に浮かぶような、印象操作（!?）ができるくらいのアイテムを選ぶといいだろう。シャツの前ボタンを留めて着こなすのが今年流。少しカッチリと仕上げつつ、夏らしくカジュアルダウンを施す。このバランスを忘れずにコーデを組むようにしよう。

シャーベットカラーは、夏モテの必須条件！

まずは、お手本コーデから紹介をば。

優しく淡い色合いを、人はシャーベットカラーと呼ぶ。涼感あふれるこれらの色は、爽やかで、かつ愛らしく、夏のおしゃれのマストアイテムだ。ちなみにシャーベットカラーは、女性からの支持が厚いことも特徴。ボタニカル柄のショーツと合わせて愛らしさを全開にしたこんなコーデなら、どんなリゾート地でも目立つ&モテることウケアイなのだ。

komu13さん
100kg／173cm／Age:40
シャツ［2L～8L、モデル着用サイズは2L］￥8,532／B&T CLUB（サカゼン）
プリントTシャツ[M～5L、モデル着用サイズは3L]￥1,069・￥1,393／セシール
花柄ショートパンツ[3L・4L、モデル着用サイズは3L]￥1,280／アベイル（しまむら）
ハット[57cm～60cm、モデル着用サイズは59cm]￥18,684／CA4LA（CA4LA ショールーム）
サングラス／モデル私物

ジャパンブルーでワールドカップイヤーを楽しむ

リゾートテイストを感じさせるストライプ柄のショーツもまた、今期、ひとつは必ず手に入れたいアイテム。アクの強さを打ち消すのは、ジャパンブルーとも呼ばれる「藍色」がかったクリーンなシャツだ。ジャストサイズのシャツを合わせることで、ミニマムにバランスよくまとまる。とくに今年は、サッカーワールドカップが開催されたり、何かとジャパンブルーが取りざたされるシーズン。こうした「藍色」のアイテムは、見かけたら買う、くらいのアプローチがマストだ。

ばばけいたさん
87kg／168cm／Age:30
開襟シャツ[S～XL、モデル着用サイズはXL]￥11,340／T.N.JACK（バックドロップ）
ボーダーショーツ[3L・4L、モデル着用サイズは3L]￥980／アベイル（しまむら）
スニーカー[5～12、モデル着用サイズは9]￥8,640／グラビス
胸元のサングラス／モデル私物

ショーツをランクアップしたいなら、長袖チョイスが正解

男が体形を美しく魅せるには、上下のシルエットにメリハリを利かせ、バランスよく整える必要がある。中でも胸周りにボリュームがある逆三角体形の場合は、トップスにボリュームを出しつつ肌の露出を抑えることで、下半身とのバランスが取れるということを覚えていてもらいたい。また、このコーデのように、上下ともにシャーベットカラーを選ぶ際は、足元にハズしを入れて、少しくだけた印象をプラスするのもテクニックだ。

山口雄平さん
97kg／176cm／Age:37
シャツ[S～5L、モデル着用サイズは3L]￥2,149・￥3,229／セシール
ボタニカルショーツ[3L・4L、モデル着用サイズは3L]￥980／アベイル（しまむら）
メガネ、スニーカー／モデル私物

男なら、デザインで魅せる“白”にこだわりを燃やせ!!

夏の定番と言えば、白の開襟シャツ。様々なデザインのものが店先に並んでいるが、この夏選ぶなら、レトロかつアンニュイな雰囲気を醸すことができる、ワザアリデザインのシャツだろう。今回太田さんが着用してくれたキューバシャツは、まさにJUSTな一品。ちなみにキューバシャツとは、ハワイのアロハ、日本の浴衣と並ぶ、キューバならではの伝統的な夏服になる。本場では「グァジャベーラ」と呼ばれ、暑い夏を快適に過ごすために、丈はやや短く、シャリッとした肌触りの素材で作られるのが特徴だ。独特のリラックス感がポイントで、昨夏頃から日本でも注目が高まっている。
さて、そんなキューバシャツに合わせるなら、日本っぽさが香るアースカラーのショーツがマスト。シャツの白のボリュームを引き締め、バランスのよいシルエットにまとめてくれる。

太田祐樹さん
110kg／176cm／Age:40
キューバシャツ[1サイズのみ]￥14,904／ユーズド（GMPD STORE）
チェックショーツ[XL・2XL、モデル着用サイズはXL]￥8,532／グラミチ（サカゼン）
サンダル／モデル私物

シャツ×ショーツのコーデは、「愛らしさ」をポイントにまとめるのが吉。ここで紹介したコーデをチェックして、この夏、リゾートで“映え”る男に成りあがってみてほしい！

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＜参考＞
アベイル https://www.shimamura.gr.jp/avail/
サカゼン https://www.sakazen.co.jp/
セシール https://www.cecile.co.jp/s/men/
バックドロップ http://thebackdrop.com/
GMPD STORE http://gmpd-store.co.jp/
グラビス http://www.gravisfootwear.com/sp/
CA4LA http://www.ca4la.com/sp/