令和元年“デブの主張”を世界に発信!!「TOKYOデブサミット2019」SHIBUYAで開催!!
ファッションから得するポイントまで! デブが発信する、デブによるデブのための主張の場で本音が爆発。さっそくリポートしてみよう!
まずはここから。日本のデブが着るべきファッションとは!?
2019年5月某日。日本屈指のおしゃれタウンSHIBUYAの一角で、地盤沈下+熱上昇が起こった。集まったのは弊ウェブをこよなく愛してくれているポチャメン各位。エアコンを最低温度16℃に下げても熱気がこもりまくる会議室では、用意されたコーラがみるみるうちに減っていった。
まず最初の討論ポイントは、「日本のデブが着るべきファッションとは?」。太っていることの欠点のひとつに、カッコイイもしくはオシャレなスタイリングができない。というものが上げられる。しかしこれは、我々だけが悪いのだろうか? そもそも、日本のポチャメンに似合う服をつくることができない、日本のアパレル業界がお粗末なだけではないのか? というわけで、様々な意見を語り合うことに。
・清潔感が大切というけれど、いわゆるカッターシャツはデブが着にくい
・立ったときと座ったときに腹囲が変わるのがデブ。その差に対応していない服が多すぎる
・身幅に合わせると丈が長すぎる。欧米のビッグサイズをそのまま日本に入れているだけのお粗末なアパレルが大すぎる
・ドレス系に寄りにくいので、かわいい系のカジュアルに寄るしかなくなる。キメられる服がほしい
・「股ズレ、首ズレ、腹モレ」の3大悩みがなかなか解決されない
といった不満が多く語られた。そんな中、
・地元のお直し屋さんで、ピッタリサイズに直してもらうといい
・古着屋で地道に自分にピタリと合うものを探しつづける
・ユニクロのエアリズムで、股ズレは確実に防げる
といったポジティブな意見も。ポチャイリッシュに生き残るために、人知れずあがいている――そう、デブの努力談は、涙なくては語れないのだ。
毎日の生活の中で「太っているために不便だったこと」とは?
続いての議題は、「デブが日常で不便を感じること」について。こちらも数々の意見が寄せられた。中でも注目すべき点は、いわゆる公共の乗り物内でのこと。
「飛行機は椅子が狭いので、なるべく早く搭乗して、後から来る人にあきらめてもらう」
「体重制限に引っかかってセグウェイに乗れなかった」
「電車で隣の人にものすごい気を遣う。ほとんどの場合、隣に女の子が座ってくれない」
「車が熱気で曇って前が見えなくなる、バスで自分の横だけ窓ガラスが曇る」
また、実害があった不便さとしては
「人気のお店に行くとだいたい店が狭く、他の客のことが気になってしまう」
「あぐらをかいていても足がしびれる。椅子に座っていると血流が悪くなる」
「転んだだけで骨折してしまう」
「和式の便器で座れない。洋式の便座だと割ってしまい、割れ目に肉が挟まって痛い」
「靴ひもを結ぶのに苦労する。息が詰まる」
「ボクサーパンツのゴムのところがペロンってなる」
などが上げられた。
太っていて得したことは!? ……実はたくさんありました!!
最後の議題は、「太っていて得したこと」について。似合う服がない、飛行機で肩身が狭い思いをする、パンツのゴムがペロンとなる……など、様々な苦汁を飲まされてきたポチャメンたちが得するシーンなど、一体全体どこにあるのか!? と思いきや……
「太っていることで、好感度がプラス2くらいになる!」
「不良・酔っぱらいから絡まれなくなった!」
「猫カフェに行ったら、膝に乗るのが気持ちいらしくめっちゃ猫が寄ってきた!!」
「ベイマックスっぽいフォルムが安心感を与えるのか、子どもに好かれる!」
「飲み会で、余った食べ物がまわってくるので、腹いっぱい食べられる!」
「デブキャラが定着しているので、適当にイジってもらえる!」
「ほんわかキャラを生かして、女の子に気軽にハグできる!」
と。メリットどころかなんだかうらやましい特典(!?)が多数浮上。
また、ポチャメンが好き、という女子にはかわいい子が多く、「美女と100kg野獣」でイイカンジにカップリングができるのでは? との意見も上がった。ちなみに、ポチャメンが得する職業としては、
「整体師。力を使わず、体重で済ませられる!」
「役者。デブキャラが少なく、声も体も大きいので、舞台で映える!」
「飲食業。太っている人が作っているだけで、食べ物がおいしそうに見える!」
「営業職。体型にインパクトがあるので、覚えてもらいやすい!」
との声があがり「とりあえず太っていることで安心感が与えられるので、ハイブランドの店員とかじゃなければ、どんな職業でも成功しやすい!」というのが、今回の参加者の共同見解となった。
こうしたメリットを生かし、どんどんポチャメンを増殖させていけば……戦争も喧嘩もない、とても平和な世界が作れると思いますハイ!!!!!
あっという間に貸し会議室の時間切れとなり、幕を閉じた今回のデブサミット。「太っている俺なんか、どうせダメなんだ……」とネガティブなデブ(ネガデブ)になるのではなく、太っていることをプラスに生かせるポジティブなデブ(ポジデブ)になることこそが、我々ポチャメンが楽しく自由に生きるための原動力となることを知らしめてくれた。
次回のデブサミットの開催時期はまだ未定だが、「俺も語りたい!」という方はぜひ参加していただき、我々ポチャメンの声を、共に世界に濃密に発信しよう!
Mr.Babe編集部
「デブが日常で不便を感じること」「太っていて得したこと」「日本のデブが着るべきファッションとは?」デブサミットポチャメンが得する職業