「TOKYOデブサミット」に続き「関西デブサミット」が開催!!日本のデブが続々と動き始める!
D20大阪デブサミット関西推進協力協議会は世界一デブにやさしい会議だった。
ついに美味いもの満載の、どうしたってデブになってしまう大阪でもデブサミットが開催! 今回は主催の「大きいサイズのメンズ服専門店QZILLA by Mr.Bliss」のマチルダ氏に、先日行われたデブのデブによるデブのための会議その名もD20大阪デブサミット関西推進協力協議会(以下D20)をレポートしていただきます! パチパチパチ〜! それではみなさんもスナック片手に、お相伴ください!
そもそもはお客様の「D20(デブサミット)はやらないんですか?」という声から全ては始まりました。
まず最初に部屋は冷房20度に設定。扇風機は大小あわせて3台を起動。そしてサラダ(フライドチキン)とフリードリンクからスタート。
この会議そしてこれからのデブを変えていく中核となるメンバーです。ご紹介します!
右からあっちゃん80キロ(どん)。マチルダ102キロ(どん)。まちゃるさん106キロ(どん)。YouTuber豚足ピースのキー坊さん167キロ(どかん)、痩せているハマちゃん(ちょこん)。175キロほり君(ドカーン)。デブ5人だけでも630キロに(ズコーン)。
マイコー:た、建物が傾くんちゃうか…
痩せているハマちゃんやマイコー社長は若干肩身が狭そうでしたが、デブたちが出した結論は「心がデブならばOK」その時マチルダはこれは熱い(暑い)会議になると確信しました。
もうやめましょうよ!食べ物がもったいない!
食事をしながらの会議なので自ずと議題は食べ物のことに。
近年の日本のコメの消費量が減少しているということ。ウナギや恵方巻のフードロスなど食べられるのに捨てられている食品の問題が挙げられました。
結論は俺らで食べ切ろう。ふざけているわけではありません。もちろん全部僕らで解決できるなんて思いあがっていません。ただ、そのくらいの心意気デブにはあるぜってことです。
そんな話をしながらもサラダを食べる手が止まりません。
デブって大変だったこと
次は太っていて大変なことを議題に。
・服の中が汗で大変になる。(パタパタする)
・乗り物の席が大変。二つ席をとる。(1.5倍の料金らしい、倍ではないんだ)
・車のシートベルトができない。(著しく肥満する等の身体の状態により、適切に座席ベルトを装着することができない人は免除される、らしい)
・首回りに汗が集まる。(集まるな)
・髪型が崩れる。(崩れるな)
・ごはんを食べると汗が噴き出る。(なんで?食べながらカロリー消費しちゃってる?)
・冬が逆につらい、電車、バスなどの中がとにかく熱い。汗だらだら。逃げられない。周りの目だけが冷たい。
もう共感の嵐が吹き荒れていました。でもデブも周りに気を使っているよね…気づかれないけど。なのでデブ専用マークを作ってみればどうかという意見が!それを身に着けていれば、痩せている人にも気を使ってますよ~ということを伝えられます。デブにもガリにも優しいマークです。
マイコー:世界的に使えるようにするために、絵で表現するのがいいかもね。
グローバル目線で語るマイコー社長の意見に皆うなずく。デブバッチなのか、はたまたステッカーになるのか。今後の課題になりそうだ。
デブの需要から世界へ
そんな中デブについての議題へ。今、世の中の人はデブを求めているのではないか?そういえば芸能界もデブの比率が昔に比べ多くなってきている気がする。何故だろうか。考えてみた。
・デブはいい人が多い。(周りにいるデブを想像してみてください)
・デブは健康的なんだ。(現代医療のおかげもあるかもしれないが)
・癒しになれる。(丸みを帯びているため)
・動物もかわいいのは大きいやつに多い(ゆるキャラなど)
・デブは気を使っている。(太っていることによって周りに迷惑をかけないように)
考えた結果このようなことが挙げられた。
つまり結論としては、この世の全員が太れば世界平和が訪れるのではということ。プロセスとしては、まず太る→もういいよ。争ってる暇があるなら食べようよ。→世界平和。である。
ここでマイコー社長があることに気づく。
マイコー:あれ、服関係なくない?
試着はスポーツだ。
「試着はスポーツだ」デブならば誰もが共感する名言である。一応痩せている人に説明するとあんな密室のクーラーも効いていない所で試着なんかもはや運動じゃん、てことです。
そこでQZILLAが考えたのが冷凍試着。その名の通り冷蔵庫から服を取り出し着る。議題はこの「冷凍試着」へ
マイコー:デブのみんなは冷凍試着どう思う?
冷凍試着をするために業務用の冷凍庫を買おうとしているマイコー社長。そこでせっかくのD20!デブの生の声を聞きました。
・需要はデブだけじゃなさそう。(痩せていても暑がりの人もいる)
・カチコチのTシャツも面白い。(服をカチコチにしてクール便で送るのも面白いかも。)
・キンキンの冷凍おしぼりも欲しい。(つめた~いどころじゃないキンキンの)
・デブ、夏きらい。(心の声)
デブの生の声を聞きマイコー社長はとてもいい表情をしていました。
デブの試着の夜明けは近そうです。
デブのオシャレは許されていない!ひどいよ!
次は実際の服についての議題へ。
(マイコー)ファッションについての悩み聞かせて!
・夏のフォーマルはどうにかならないか!ジャケットなんか着れない!
・フォーマルウエアは涼しいと言いながらデブはそれでも暑い。着ているほうが涼しいみたいな速乾の生地でのフォーマルシャツが欲しい!
・なんでフォーマルで短パンは許されないのか。
・キャップで汗を抑えたい。でも頭がでかくてキャップも入らない。ハットに保冷剤入れたい。
・160キロ超えるとパンツがない。スポーツ系のものか夏用のものがギリギリあるぐらい。スーツとなるとすぐにまたずれしてしまう。
・季節の変わり目に周りは上着を着てるが、デブは長そでのTシャツでも暑い。一緒にいると恥ずかしいといわれるため極力薄いパーカーを着ている。薄いシャツが欲しい。でも透けないものがいい。
・選択肢もない参考になる情報がない。自分で考えるしかない。だからQZILLAでもデブが着た写真をもっとのせてほしい!
様々な意見を聞かせていただきました。D20開催して良かったです!
その中でもマチルダが一番印象に残っているのが175キロのほり君へマイコー社長がこう質問したときでした。
マイコー:ほり君はどんなオシャレをしてみたい?
普通だったらなんて事のない質問だと思います。
ですが、ほり君はこう返答しました。
今まで選択肢がなかったので着たい服を考えたことがない。
そうなんです。大きい服はカッコいい服ってないんですよ。
太っているというだけでオシャレは許されてなかったんです。だから諦めるどころかオシャレなんて考えるにも至らないんです。
自分でも感じていたことではありますが、改めて意見を聞かせてもらうととても寂しいことだと思いました。
QZILLAは服から少しずつですがデブがより楽しく過ごせる世の中にしていきたいと思っています。
最後に体重順に写真を
その前に自分の体重とほぼ同じ170キロを持ち上げられるほり君によるマイコー社長持ち上げを。
うれしそうでした。
もう一枚デブに押しつぶされ圧死寸前のマイコー社長
でもうれしそうでした。
そして最後はD20メンバー全員でQZILLAのTシャツを着て撮影。
今回D20で色々な意見が聞けました。なので全てのデブに還元していきたい。いや、していきます。
D20の初期メンバーありがとうございました!
(マイコー)次回はもっとデブを集めて食事をしながらやりたいですね。
帰りは7人乗りのエレベーターを3人づつ2回に分けて帰っていきました。
今回の「関西デブサミット」を主催したのは、こちらの「大きいサイズのメンズ服専門店QZILLA by Mr.Bliss」でした。東京、大阪、に続き次回はどの地域でデブサミット開催となるか!? 全国のポチャメンのみなさま、待っててくださいねー!