Fashion

あえて体型(デブ)を気にして楽しむファッション【ポチャファッション基本講座01】

ポチャメンに効くファッション基礎講座。基本を押さえてファッションを楽しむべし!

ファッションライターぞの です!はじめまして!挨拶もそこそこにポチャメンさんに質問です!

デブだからオシャレができない…
デブだから服が選べない…
デブだから流行を楽しめない…

と思ったことはありませんか? 間違いではありません。

が正解でもありません。
でも誰も正解やファッションについて教えてくれない…

そんな中、突如として現れたのがポチャメンのためのライフスタイルマガジン『Mr.Babe』です。
大きな男のメンズファッション誌として先駆けであり『体型(デブ)を気にせず楽しむファッション』という一つの解答を示してくれました。

そこで私は敢えて『体型(デブ)を気にして楽しむファッション』を提案したいと思います。

『楽しむのに気にしろ??どういうこと??』
と思われた方もいらっしゃると思うので簡単に説明すると

『基本的にポチャメンは体型をカバーするのが難しい』ということです。

とはいえ安心してください。難しいだけで不可能ではないのです。

『つーか、カバーする必要や意味があるのか?』
あるんです!

『ファッションに疎いポチャメンでもできるのか?』
できます!

というわけで、前置きが長くなりましたが、『体型(デブ)を気にして楽しむファッション』始まります。


オレじゃん!
まずはポチャメンベースを用意しました。

コレから何をしようかと言いますと『一つずつ服を着せていきます』
ところで皆さんはオシャレする時に着るものは何から選びますか?
恐らくほとんどの人がトップス(上)から決めていくと思います。図星だった人は『なんでわかったの?』と思うかもしれませんが理由があります。目につくからです。

『オレは違うよ』という方も自分のクローゼットを覗いてみてください。恐らくはトップスが一番多いかと思います。
しかし先に決めておくべきはむしろボトムス(下)なのです。それは何故か?
『体型(スタイル)に最も影響する』
と言えるからです。

『スタイルが悪いのに気にするも何もないのでは…?』そう思った方に向けて画像を用意しました。

身長も足の長さが同じでも左の方が大人っぽく見えません? その正体は頭身です。

右の頭のシルエットを多少大きくしているのもそうですが、太い脚に大きい足が合わさると頭身が低く見えて幼くなります。
『太いパンツはデブにこそ履きこなせる』
『ゴツいスニーカーはデブに似合う』

よく耳にしますが、あくまで主観であり好みの問題であって、この二つを合わせるのはむしろ上級者向けです。
オシャレは客観であり全体が整っていて初めて部分が活きます。

ここまで説明した上で選ぶボトムス(下)とは?
同じお金をかけるならどういうものから買うべきなのか?

というわけで、なるべく大人っぽく体型をキレイ(マシ)に見せられるボトムスを用意しました。
ちなみにこのコーナーで扱うアイテムは実物を想定して提案しているので、それも含めご紹介していきます。

出典:ユニクロ http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/193066
ストレッチセルビッジスキニーフィットジーンズ+EC (ブラック) ユニクロ(オンライン限定)です。

『これ細くない??』
細いです、しかしポチャメンでも履けます。


出典:ユニクロ
さすが量販店、日本が世界に誇るユニクロ。安心してください、サイズ展開が豊富です。
『でもオンライン限定だから試着できない…』

と思った方、そもそも大きいサイズはオンライン限定です。しかしご安心ください。
合いそうなサイズ付近を注文しておけば欲しいサイズ以外返品することもできます。(あくまで常識の範囲内にしましょう)

出典:ユニクロ

話が逸れたのでアイテムの紹介に移ります。このボトムスはいわゆるテーパードシルエットと呼ばれるものです。
ストレートのボトムスと比べて、裾に向かってより細くなっています。

スキニーシルエットはより細いシルエットですが、脚がムチムチしてしまうので、肉感を拾わずに、かつ細くキレイに見せてくれるテーパードシルエットはポチャメンにうってつけ、というわけです。

『スキニーって商品名に書いてあるけどテーパードなの?』

と思われたかもしれませんが、この辺はかいつまんで説明します。

ファッションの悪しき伝統というか、空気感というか、専門用語を多用するので説明がふわっとしていたり、実質同じアイテムでも違う名称になっていたりするのを散見します。

一般的には

・ スキニーは極細で裾幅が絞られていて、ほとんど足のラインが拾われるタイプのもの
・ テーパードは腰回りが程よく緩く裾に向かって徐々に細くなっていく緩急がわかりやすいタイプのもの
・ ストレートは基本的には裾に向かって細くはなっているものの、シルエットが比較的まっすぐ落ちているもの

といった具合に意識的に、もしくは無意識的に共有されているかと思います。


スキニーフィット


スリムフィット(テーパード)


ストレートフィット

それぞれ44サイズの裾幅部分に赤丸をつけました。19/21/22とサイズ表記自体は同じでもそれぞれ違うのがわかりますね。

実際履いてみると実感できると思うのですが、この数センチの差でかなり印象が違います。

しかしあくまでユニクロ(大衆向け)の認識でのサイズ感なので、『スタイリッシュに履けるかどうか』より、『色んな人が履けるかどうか』に重点を置いています。スタイリッシュに見せるという感覚から見ると、名前はスキニーフィットでもむしろテーパードなのです。つまり意識の高いブランドから見たテーパードとユニクロのスキニーフィットは似たようなアイテムということです。
(紹介したもの自体がそもそもテーパードに近いという面もありますが…)

【ポチャファッション基本講座01】まとめ

テーパードとは

  • ラインを拾わないから注目を集めにくい
  • 視線が向かないから注視されない
  • 太い脚が悪目立ちしない
  • 太い脚をカバーしつつ細い足首をシュッとさせる
  • 以上!

    『もっと体型をキレイに見せたい』
    『着まわしやすいものがいい』

    という目的ならどちらを選ぶべきか! ここまで読んでいただいた方ならどちらを選ぶべきかわかりますね?

    ズバリ!皆(おデブ)さんはテーパードを選びましょう!

    おまけ『やっぱりスキニーフィットだと脚のラインを拾い過ぎて気になる』

    という方にはこちらのスリムフィットタイプがオススメです。
    同じくユニクロです。

    私ができることはあくまで選択肢を絞って提示するということなので、最終的には個人の感覚や好みは大事にしてファッションを楽しんでほしい!しかし、より良く見せる方法を知っていて個性を活かすのと、自分の好みに固執して明後日の方向に行くのは違うので注意!あくまで客観視が大前提です、まずはベース作りから一緒に始め、体型(デブ)を気にしてファッションを楽しみましょう!

    今回はここまでです。

    あくまで基礎的な部分なので初心者の方にこそ読んでほしい、と思い細く説明したつもりですので、少し長くなりましたが、いかがでしたか?

    『続きが気になる!』『もっと見たい』と思っていただければ幸いです。

    まずはボトムス(下)を選ぶことができたので、次回は靴に移ります!なぜ黒を選んだのか、どう組み合わせるべきなのか、も説明していきます。靴履かないと外歩けないよね。もう少しおウチで待っててね~!

    次の記事はこちらをチェック!
    ●基本講座01(下半身編)
    ●基本講座02(靴編)
    ●基本講座03(上半身編)
    ●基本講座04(小物編)
    ●基本講座05(小物編)

    ファッションライター ぞの