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【デブ偉人】歴史上のぽちゃ偉人に学ぶ この名言がすごい!

ポチャメンが親近感を覚えるぽちゃ偉人の心に響く名言を紹介します!


来年の大河ドラマ「西郷どん」が注目を集めていますね。明治維新の英傑である西郷隆盛は、日本史の中でも屈指のぽちゃ偉人でもあります。歴史上には、数えきれないほど大柄な著名人がいましたが、彼らはいかに生き、いかに立身出世していったのでしょう。世界の巨漢系偉人たちの名言からポチャメンならではの処世術を学んでいきましょう。

「自分の身に降りかかってこない限り、何が起ころうと全く意に介さない人が大勢いる」


ウイリアム・タフト (第27代アメリカ合衆国大統領・1857-1930)

 陸軍長官、アメリカ合衆国大統領、最高裁判所長官などを歴任したウイリアム・タフトは、歴代大統領のなかでも最大の巨漢で体重は140キロ以上あったとされます。そのサイズ感はホワイトハウスのバスタブにハマって動けなくなり、大統領の体に合わせて風呂を改装したほど。MLBで始球式をした初の大統領ですが、これは運動不足を心配した側近が進言したからと言われています。このように数々のおデブちゃんエピソードを持つ人物ですが、その人柄は高潔でなにより仕事ができたようです。
 実は本人的には政治家より裁判官などをやりたかったようですが、奥さんやルーズヴェルト前大統領から「やってくれ」と頼まれたからやってみた。といった感じなのです。まさか自分が大統領をやると思ってもみなかったことが、この名言が生まれた背景になっている気がしますね。自国とは関係ない世界の裏側で起きている事象でも、まるで我が事のように考え、行動していたタフトにとってみれば、私利私欲を追い求める人々にはさぞ幻滅したことでしょう。
 バスタブにハマるという、普通考えつかないハプニングを引き起こしたことも彼の思想の背景にあるかもしれません。もしかすると、ガリガリも太っちょも、互いに尊敬しあえる共生社会をタフトは作りたかったのかもしれませんね。

「ドラマ(映画)とは、退屈な部分がカットされた人生である」


アルフレッド・ヒッチコック (イギリスの映画監督・1899-1980)

 「北北西に進路を取れ」「サイコ」など、傑作サスペンス映画を数多く撮った伝説の監督、ヒッチコック。自らの作品にカメオ出演していることで知られていますが、その体型はずんぐりとしたあんこ型で、ポチャメン的にはどこか親しみがいのある巨匠なのです。
 才気あふれるキレっキレの演出で数々の傑作映画を残した彼については、残された写真やイメージからどこかユーモラスな印象を持っている人も多いと思います。しかしそのプライベートはサンフランシスコの自宅に引きこもる、どちらかというと人付き合いが苦手なタイプだったと言われています。表に出たくないタイプのはずが、金銭面的に仕方なく監督自らカメオ出演していたことで、図らずもデブキャラとして有名になってしまったのはなんとも皮肉な結果ですね。
 社交的ではなく、自宅に引きこもり気味だったヒッチコックにとって、人生最高の喜びは映画を撮ることではなかったでしょうか。もし引っ込み思案で表に出るのが苦手なポチャメンさんがいたら、自分が1番好きな没頭できることを仕事にしてみてはいかがでしょう? 人生の大半を覆う退屈な時間をカットし、最高に楽しくエキサイティングなドラマを作り出したヒッチコックを参考にして。

「空腹は私たちの情熱を指揮する指揮棒だ」


ジョアキーノ・ロッシーニ (イタリアの作曲家・1792-1868)

 イタリアに生まれたロッシーニは「セビリアの理髪師」や「ウィリアム・テル」などの名作オペラを世に生み出したことで知られる名作曲家です。同時代に絶大な支持を集めた人気作曲家でしたが、一方で若いころから飛び抜けた美食家としても有名で、晩年オペラ界から引退したあとは料理の創作や高級レストランの経営に専念していました。その熱心さはフレンチなどでよく見かける「◯◯のロッシーニ風」というのが彼の名前から名付けられていることからもわかりますね。
 ロッシーニは人生で2度だけ泣いたと言われており、1度目は父の死。2度目はトリュフをまぶした七面鳥の肉を落としてしまった時だそうですから、どんだけ食欲すげえーんだよって感じですよね。しかし、その旺盛な食に対する欲望と情熱が彼を支えていたことは事実であり、前述の「空腹は私たちの情熱を指揮する指揮棒だ」という言葉はまさにドンピシャな名言でしょう。「美味いもんが食いたいから頑張るんだ!」そんなシンプルな叫びが聞こえてきそうです。
 他にも「食べ、愛し、歌い、消化する。この4つの行為こそが人生という喜劇オペラを指揮する」という言葉も残しています。自身も相当の肥満体だったといいますから、まさにポチャメン界のオペラ王だったわけですが、どうですか皆さん。おおいに食べ、おおいに仕事する。快楽と仕事を両立、そんな人生歩んでみませんか。

「わが人生は、ほんの一行で要約できるだろう。そう、私は生きることを十分に楽しんだと」


アーネスト・ヘミングウェイ (アメリカの作家・1899-1961)

 ノーベル文学賞を受賞した大作家、ヘミングウェイ。赤十字職員や記者として数々の戦場を渡り歩いた経験は簡潔でタフなハードボイルド文体を生み出し、「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」など不朽の名作を多く書き上げました。
 背は180センチ以上、体重も多い時で100キロ近くあったとされるヘミングウェイは、それまでの弱っちい小説家のイメージを根本から覆すガッチリむちむち肉体派な文化人でした。後年はキューバを愛し、そこで触れ合った風土、食事、気風から名作「老人と海」は生まれたのです。そこでハマったのがラム酒とジュースで作るダイキリ。一晩で17杯も飲み干すほどの酒豪としても知られました。「心の底からやりたいと思わないのならやらない方がいい」という言葉もあるとおり、酒と文学を愛し、死ぬ時まで自身のポリシーとスタイルを崩す事はありませんでした。
 生きていればストレス溜ること、悩むこと、いっぱいありますよね。そんなときほどぽっちゃり文豪ヘミングウェイの文庫本でも読みながら酒を飲み、ちっぽけなことは忘れてしまってはいかがでしょう? 考え方ひとつで、行動的なデブになれるはず。ヘミングウェイのように巨体を揺らしながらワイルドに生きてみようじゃありませんか!

さあどうだったでしょう、歴史上のぽっちゃり偉人が残した名言。心に響きますね。
ちなみに西郷さんの座右の銘は「敬天愛人(けいてんあいじん)」です。
天(真理、神、宇宙)を敬い、人を愛することをモットーとしていたようですね。大河ドラマのなかで、いったいどんな名言が飛び出すのでしょうか。今から楽しみですね。

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