太っていると疲れやすい? 悩むデブに激励を!
デブが疲れやすいワケは様々な要因があったのです!
よく世間で言われている、太っているのは疲れやすいというのは本当なのでしょうか?
ちょっと弱音を吐いたときや、疲労を訴えたときに「太ってるからだろ」で片づけられたときほど悲しいものはありません。
疲労というものは日々の積み重ねであり、年齢と共に感じたり、増加した仕事量やストレスが原因だったりもするので、一概にデブだから疲れるというわけではありません。
とは言うものの、太っているから疲れやすいというのも間違いではありません。
そこには不健全な生活習慣が関わっている恐れがあるため、疲れやすいと感じるポチャメンがいるとしたら、少し注意が必要かもしれません。
ぽっちゃりライフを楽しむには健康であることが重要です。
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なぜデブは疲れやすいのか
ではなぜ『デブ(肥満)』だと疲れやすいのでしょうか。
身体にかかる負担が増すため
体が大きい分だけ、身体を動かす際にかかる骨や筋肉への負担が大きくなります。
太っている体型の人は、痩せている人が重い荷物を持ちながら動くことと一緒なのです。
体型別に同じ行動をとったとしても、肥満体型じゃない人に比べて、肥満体型であると必然的に疲れやすくなってしまうのです。
血行不良で疲労が蓄積しやすい
座り仕事などをしていると、ほとんどの時間同じ体勢で過ごしているので、下半身の血行が悪くなると聞いたことはないでしょうか。
血行不良が起こるのは鼠蹊部(そけいぶ)の血流が悪くなることが原因となります。
不健康な太り方をしてしまうと、座っていなかったとしても鼠蹊部が常に圧迫された状態になってしまい、血行不良になってしまいます。
また、その他にも悪い影響があります。
血流がスムーズであれば蓄積された疲労物質や老廃物を血液が回収してくれるので、臓器で分解されて排出されていきます。
この役割を代謝と呼びますが、血行不良だと代謝不良にも陥ってしまうのです。
代謝が悪くなることによって、疲労の元がどんどん蓄積されていき、疲れやすい身体となっていくのです。
疲れやすい肥満体質を抜け出すには、BMI(体格指数)を25未満に保つよう注意しましょう。
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脳の疲れも原因に
しかし疲れやすい体質の原因には肉体的なものだけとは限りません。
日常生活の中での不安や、ストレスを過剰に感じることによって、脳が疲労を感じるのです。
この状態のことを脳疲労と呼び、このような状態に陥ると五感の中の味覚が正常に働かなくなってしまい、甘い物や脂っこい食べ物、濃い味や塩分が強い食べ物を好むようになり過食に走ってしまう傾向があります。
ストレスを感じて暴飲暴食に走り気味の人は要注意です。
さらに脳が疲労を感じてしまうと、様々な意欲が低下し、運動や外に出かけようとする気持ちも削がれてしまうので、どんどん肥満が加速することとなります。
疲れたデブに激励と労りを
もし、疲れてちょっと休みたいにも関わらず、普通の体型のやつが休ませてくれないのであれば、しっかりと説明しましょう。
体への負担がどれだけ違うのか、ということを。
それを知らずに厳しい言葉をかけてくるのはお門違い。
デブがどれだけの負担に耐えているのか、まずは知ってほしいところです。
また、確かに人は疲れていても頑張らなくてはいけないシーンがあることでしょう。
しかしポチャメンとしては、そんなときに「デブだからいけない」だとか「少しは痩せろ」だとか、そんな言葉をかけてほしいわけではないのです。
デブは多くの負担を身にまとっているのですから、まずは激励や労りの言葉をかけてくれれば良いではないか、と思いませんか?
兎にも角にも疲れやすいと感じるポチャメンは、無理をしないように、ストレスを溜めず健康を意識しながら、楽しいぽっちゃりライフを送りましょう。
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