Fashion

あえて体型(デブ)を気にして楽しむファッション【ポチャファッション基本講座02】

ポチャメンに効くファッション基礎講座 第二回。基本を押さえてファッションを楽しむべし!

ぞのです!こんにちは!皆さんお待たせしました!

前回のあえて体型(デブ)を気にして楽しむファッション【ポチャファッション基本講座01】は読んでいただけましたか?

デブだからオシャレができない。。。
デブだから服が選べない。。。
デブだから流行を楽しめない。。。

それは勘違いです! 

あくまでオシャレは他人に好印象を与えられるかどうかの話です。
が太っているだけで難しくなる! というのも事実。。。

とはいえ安心してください。難しいだけで不可能ではないのです。

カバーする必要や意味があるのか?
あります!

ファッションに疎いデブでもできるのか?
できます!

というわけで、

「体型(デブ)を気にして楽しむファッション」始まります。

前回はテーパード(腰回りが緩めで裾に向かって細くなる)についてお話しました。

順を追って前回のように 「一つずつ服を着せていきます」

オシャレする時に着るものを選ぶ順序はトップス(上)からではなくボトムス(下)からと前回お話しました。



画像の左が大人っぽく見えるように「体型(スタイル)に最も影響する」からで、スタイルに影響する部分をスタイリッシュに見せることより洗練されて大人っぽく見えます。

前回はこんな感じでお話しましたが要点は大丈夫ですか?
大丈夫ならそのまま進んじゃいましょう!今回はです



ボトムス(下)が決まったし靴まで気にすることがあるの?

そう思った方に向けてまた画像を用意しました。
(実はそもそもボトムスは下半身のアイテムを指す言葉でもあります。)

身長も足の長さが同じでも左の方が脚長に見えません?

その正体は脚と足の境界です。

極端に明るさの違う黒と白で比較しているのもありますが、黒いパンツに白い靴が合わさると脚と足の境界がはっきりしてしまいます。

「緩急がついて引き締まる!」
「パンツを落ち着かせて靴を引き立てる!」


オシャレの手法として効果的かつ公式化された手法でもあります。
が今はあくまでスタイルのカバーと、色々と調整しやすいベース作りを重点に置きます。

オシャレの形は様々ですが基本がわかって初めて応用ができます。まずは今まで混乱を招いていた部分は一旦無視して、基礎の部分だけ見ていきましょう

そしてここまで説明した上で選ぶ靴は…既に回答がある事に気付いていたら◎。よりスタイリッシュに見せるためにどんな靴を合わせるべきなのか?


というわけで、なるべく大人っぽく体型をキレイに見せられる靴を用意しました。引き締まって見えますね。

もちろんこちらのアイテムも実物を想定しています。

出典:ユニクロ http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/196201
キャンバススリッポン (ブラック)。

ユニクロ(コラボ商品)です。

申し訳ございません。この商品は、全カラー・全サイズがございません。

とありますが、今なら近くのユニクロに多少在庫があると思います。他店から取り寄せもできるので比較的入手はしやすいでしょう。

それにあくまでコーナー的にわかりやすいものを選んだだけですので、似たアイテムで代用は効きます。他にも

出典:ユニクロ
キャンバススニーカー

紐があるので調節できますね。



出典:ユニクロ
ニットスリッポン

伸び縮みするのでより足なじみが良いです。

サイズは0.5㎝刻みで28㎝までですが、サイズは大きめです。

オススメはわかったけどそれでも買えなかった…

このアイテム!ではなくある条件を満たしたアイテム! だからオススメしているだけで、代用品はもっとたくさんあります。ちなみに

  • 細身でスッキリしたシルエット
  • 色数が絞られていて目立たない(完全に黒一色)

  • という部分を満たしていればだいたいOKです。

    では何故その条件が必要なのか? を画像付きで説明していきます。


    この二足の靴を比較していきましょう。

    「黒い靴」という意味では同じですが「同じアイテム」ではないのは明らかです

    上の靴を履く

    パンツと同じ色の細身でつま先がシュッとしているので、

    脚と足の境界をぼかすことができ、脚長でスタイル良く見せられ、より大人っぽくスタイリッシュになります。
    (細身で足自体のシルエットも膨らまないのでスッキリとした印象に。)

    下の靴を履く

    パンツと色は同じですがフォルムがぽってりとしていて色数や切り替えのデザインも多く目立ちます。

    結果、足元が目立ち脚と足は分離して意識されます。
    (足のシルエットも膨らんで見えるので場合によっては子供っぽい印象に。)

    つまり細身で目立たないデザインが結果として履いている本人に洗練さを与えてくれるのです。

    最初に選ぶべき靴の基準が見えてきましたか?

    ただ…実は前回少しだけ触れたのですが、黒を選ぶべき理由を伝えていませんでした。

    ボトムスと靴を同じ色にすることで境界をぼかす

    では黒を選ぶ理由とは?

    この画像、パッと見は左の方が締まって見えませんか?

    色覚的に暗い色は凝縮色、明るい色は膨張色なのです。

    もっとも暗い色の黒を使う理由の答えは引き締めるためです。(コレに尽きます。)

    「それでも黒はオタクが選びがちなイメージでちょっと」

    なんて、そもそも黒=オタクというイメージがある方に質問です。

    全身赤と全身黒どっちが着やすいですか?

    極端な質問ですが、大抵の人が黒と答えるでしょう。

    赤って相当目立ちますよね?

    標識やポスターや広告/スーパーの値段表記なんかで目立たせたい部分によく使われる色ですが、着るとなると別問題です。
    (ハイジ?? カズレーザー?? みたいに思われます)

    黒は悪く言えば地味、よく言えば落ち着いてるんです。

    特に体型を補う目的なら注目を集めないのが正解というわけです。
    (引き締め効果もありますし。)

    逆に考えれば比較的ファッションに関心のない層の人でも手が出しやすい便利な色なんです!

    大多数に選ばれるのには理由があるわけですね。

    じゃあボトムス(下)は黒で固めれば問題ないんだ!!


    とか言わないでね?

    前回も言ったように「細身(テーパード)ですっきり」させつつという前提でより良く見せるプラスの条件として黒を選ぶべきなのです。
    (それこそ黒でもヨレた太いパンツに切り替えの多いスニーカーを合わせたらオタクファッションで代表的なスタイルですよ。)

    今回の【ポチャファッション基本講座02】のまとめ

    細身の靴

  • 足のシルエットがコンパクトに
  • つま先がシュッとしていると足が長く見える

  • 同色使い

  • 一繋がりで境界をぼかす

  • 黒色

  • 引き締め効果
  • いい意味で目立たない

  • 細身の靴×ボトムスと同色(黒)=スタイリッシュ
    以上!!

    「もっと体型をキレイに見せたい」
    「着まわしやすいものがいい」

    という目的なら何を選ぶべきか、ここまで読んでいただいた皆(おデブ)さんなら答えはわかりますね?

    ズバリ!皆さん黒い細身の靴を選びましょう!

    「やっぱり細身の基準がわかりづらいからもう少し商品を教えて!」という方にはこちらの商品がオススメです。

    ローカット
    ハイカット

    どちらもコンバースです、ABCマートなんかでも売ってますね。長く愛されているだけあって完成されたフォルムの美しさです。細部のパーツも黒で統一されているのでディテールも注目を集めません。

    どちらも名作ですが履きやすさとオススメに似ている点ローカットが○
    (ベロのパッチが黒だったらより良かったのですが…)

    段々基礎コーディネートが固まってきましたが、前回も言った通りあくまで客観視が大前提です、まずはベース作りから一緒に始め、体型(デブ)を気にしてファッションを楽しみましょう!今回はここまでです。

    またまた基礎的な部分を説明するのに長引きましたが、今回はいかがでしたか?

    「早く完成形が見たい!」「もっと知りたい!」と思っていただければ幸いです。

    ボトムス(下)と靴が決まったのでいよいよトップス(上)に移ります! 黒ベースから次は何を選ぶべきなのか…次回はその点を説明していきます。

    まだ外に出歩ける格好じゃないので、半裸待機でよろしく!!

    次の記事はこちらをチェック!
    ●基本講座01(下半身編)
    ●基本講座02(靴編)
    ●基本講座03(上半身編)
    ●基本講座04(小物編)
    ●基本講座05(小物編)

    ファッションライター ぞの