あえて体型(デブ)を気にして楽しむファッション【ポチャファッション基本講座05】
ポチャメンに効くファッション基礎講座 第五回。基本を押さえてファッションを楽しむべし!
ぞのです!前回はやっと基本の活かし方を覚えましたね。
ポチャメンファッション基礎講座5回目です。前の記事はこちらをチェック!
●基本講座01(下半身編)
●基本講座02(靴編)
●基本講座03(上半身編)
●基本講座04(小物編)
デブだからオシャレができない…
デブだから服が選べない…
デブだから流行を楽しめない…
そんな意識は無くなり自信がついた皆さん!
今回は少し違う視点から小物を足していきたいと思います。
いわゆるおまけ(別視点)編です!
それでは少しだけ振り返ってから本題に入りましょう!
ベースの袖と裾をそれぞれロールアップして季節感を出した後…
小物を2点加えて味付けしていきましたね。
ポイントは…
→「腕時計」寂しくなりがちな手首から小物を加える
→「ジェットキャップ」夏の日差し予防と通気性がある暑さ対策に◎
という部分を押さえればベースを崩さない程度によりオシャレにニュアンスを加えられるといった部分でしたね。
今度は前回よりオシャレの効能の部分に注目して目的に見合った小物を足していきたいと思います。
まずはニットキャップをプラス
今はまだ暑いので少し抵抗がある方もいらっしゃると思いますが秋口にはこんなものもいいですね、ちなみに腕時計は前回の格好と同じものです。
出典:Wowma! https://wowma.jp/item/54536514?aff_id=PLA450701
カーハート アクリルニットキャップ(ダーククリムゾン)です。
カーハートのニットキャップは持っている方も多いのではないでしょうか? 一般人からセレブまで世界中で愛されている定番の型です。色の展開も豊富なのでそれぞれの個性や好みも出しやすいですね。
せっかく色の展開が豊富なので赤を選んでみました!
このコーナーの第2回目でも赤は目立つ色という言及をしましたが、その目立つという部分を逆手に取ったコーディネートなのです。
それでは何故このアイテムを選んだのか? 目立つ色の効能も含め検証していきましょう。
比較画像を用意しました。
ぱっと見なんですけど左の方が背が高く見えませんでした? 同じ身長でもてっぺんに赤(派手な色)があるとどうしても注視してしまいます。
一番高い部分に自然と目が行きその高さを身長として無意識に認識して身長の最大値が印象に残るので身長が高く見えるのです。
大体のベースが揃ったので、そろそろこういったピンポイントでスタイルアップを狙ったアイテムがあっても便利ですね。
追記すると赤とは言っても紹介したのはダーククリムゾンという色でダークトーン気味で比較的落ち着いているので主張し過ぎないです。初めての色味を使ったアイテムとしても使いやすく、小物なので色の面積が小さくコーディネートに馴染みやすいという優れもの。
フォーマル寄りのベースにニットキャップのようなカジュアルなアイテムを使うことで緩急がつきコーディネート全体のバランスも大胆に整えられます。
値段も1000円台なのでお手頃ですね。
このアイテムをベースに足すと何故効果的なのか… 掴んでいただけましたか?
あくまでベースがあるからこそ活きるという部分は実践していただくとより実感できると思います
おまけにもう1パターン紹介します。
見せソックスをプラス
帽子を止めてソックスを足しました、見せソックスというヤツです。
オシャレをするなら本来なるべくスタイルを良く見せたいという部分を逆手にとって足元に注目を集めることを目的とした小技です。
「なるべくスタイルを良く見せた方が良いのでは?」ちなみにこのコーディネートはその部分も一応考えていますし、本来は視線が行きにくいところを目立たせることでより個性を出すことを目的としています。
スタイルを良く見せる以外にも個性もオシャレに関わってきます。
当たり前ですがみんな同じ格好をしてたら服で違いは…出ませんよね? ニュアンスの出し方でその人の個性が見えてきます、ベースが十分オシャレならさらにオシャレに魅力的に見えるわけです。
というわけでアイテムと何故このアイテムなのかを紹介していきます。
出典:ユニクロ
ユニクロのスーピマコットンドットソックスです。
まとめ買いで3足990円対象ソックスです。
注目を集める方法は何も色だけではなく柄でも良いのです。注目を集めつつドット自体は細かく注目を集め過ぎない絶妙なバランスで初めての足元に注目を集めるコーディネートとしても入りやすいですね。
何よりスタイルアップ効果も崩さないところも嬉しいアイテム。というのも生地が黒なので若干柄に邪魔はされるものの脚と足も一繋ぎに見せられますし、裾まくりで足首の形はくっきり見えているのでシュッとして見えます。
更にスーピマコットンという希少価値の高いコットンを使用しており、生地の目が細かく艶があるのでがさつな下着を見せているような印象がなく履き心地もバッチリです。
ベースに挿した時にこのバランスを崩さないアイテムとしても優秀ですね。
(ちなみに帽子を脱がせたのは足元により注目を集める意味合いがあります。その時その時の目的に応じて使うアイテムの優先順位も違ってくるのです。)
今回のまとめ… 目的を定める
主張と抑えのバランス
→(赤なら色味が落ち着いたトーン)
→(柄ならモノトーンや細かいもの)
ベースを活かして…
目的のある主張×個人の視点=魅力的なコーディネート
以上!!
「弱点を克服したい」
「他の人と被りたくない」
という目的ならベースを揃えた後に何をすべきか… してみたい格好は見えてきましたか?
ズバリ!皆さんは目的と個性を意識しましょう!
おまけ ブレスレットをプラス
「手首にもう少しアイテムが使いたい…」寂しくなりがちな部分なので複数使うことに必然性があるとも言えます。2、3点つけても結構自然な印象になるものです。
ベーシックな腕時計の邪魔にならない程度につけるとしたら… 私はこういうブレスレットをよく使っています。
同じ色味ならそこまで目立たないけど寂しい印象が無くなるくらいのちょうど良いバランスですね。二巻き程度が調整役にはぴったり。
ついでによく見るとこのブレスレットは腕回りよりゆるく設定してあります。そうすることによって動きが出るため地味な印象が無くなるんです。革製でツヤもあり金具も同色の金属パーツを選んでありますが、シックで上品な印象を足すためです。
同じ色でも素材感の違いでメリハリがつくのが嬉しいですね。ちなみにユザワヤで買った素材で作ったもので材料費は300円程度。ベースを調整する意味合いではこれで十分。というか最適、超便利です。
逆にもっと主張したかったらシルバーだったりミサンガだったり全体を見ながら大胆に合わせても面白いバランスになりますね。
元々アクセサリーが好きな方なんかはここぞとばかりにベースを活かしてその日の気分で違う組み合わせを楽しんでみてください!
おまけ(別視点)編はここまでです。
「色んな視点があって面白い!」
「自分ならこう合わせたい!」
とか考えていただければ幸いです。
ここまで読んでいただいた方々、お疲れ様でした。今度こそ基礎の基礎編は終わりです。
ベースを活かせる小物や自分にあったベースの服を探しながら引き続き体型(デブ)を気にしてファッションを楽しみましょう!
ベースだけでも様々な小物使いで+αの見せ方があることがわかりました…
大枠の前提が終わったので今後はもう少し細かいお話から更に基礎を固めて、そこからはTPOに合わせたネタを小出しにしていこうかと思います!
予定としてはファッションにまつわる事象/界隈の偉人/歴史や価値観
などなど更に具体的に触れていくのが良いのかなと。何事にも背景や理由があるものです。
ごちゃごちゃ言うのはここまで!! ひとまず胸とお腹張ってオシャレを楽しんでね!!
前の記事はこちらをチェック!
●基本講座01(下半身編)
●基本講座02(靴編)
●基本講座03(上半身編)
●基本講座04(小物編)
ファッションライター ぞの