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【燃えろ!!デブ野球】第15回キャベツ太郎を食べながらアマダーとベイダーを想った月曜日

燃えデブ第15回はNPB史上最重量のメキシカンバズーカこと楽天アマダー!

あの頃、マルカワガムは僕らにとって仙豆だった

「ガキの頃は死ぬほど美味く感じたのにな…」

 大人になって駄菓子の“酢だこさん太郎”や“モロッコヨーグル”を一口食べて、そう戸惑った経験は誰にでもあると思う。あんなに好きだったのに今食べるとなんか違う。正直、“キャベツ太郎”よりも『らあめん花月』のキャベツトッピングの方が全然美味い。俺の味覚も年齢とともに変わっちまった…。平成の終わりに感じる20世紀ノスタルジア。そんな時、オススメなのはNINTENDO64ソフトの『バーチャル・プロレス2 ~王道継承~』をプレイすることだ。2000年1月28日発売と18年前のゲームだが、史上最高のプロレスゲームとして知られいまだに現役で稼働させて楽しんでいるファンは多い。

 100人以上の登場レスラー、1000以上のモーション、和田レフェリーの京平コールから、チャンピオンベルトのデザインを自分でエディットできるという細部のこだわりで神ゲーと称される一本。そう言えば、ロクヨンの『スターフォックス64』CMで「あらゆる意味で、シビレちゃう」と絶叫してたのは当時十代の広末涼子だったが、あれも今なら完全アウトだろうな。なんつってマルカワのオレンジフーセンガムを8粒同時に大人食いをしながら今週も『燃えデブ』が始まった。あの頃、マルカワガムは僕らにとって仙豆だった。

NPB史上最も重い135kg! そして今年あきらかに増量してないか、アマダー…

 『バーチャル・プロレス2 ~王道継承~』のパッケージには故・ジャイアント馬場や故・三沢光晴の姿も確認できる。王道継承、か。だったら遠慮なく王道いっちゃうぞコノヤローというわけで、今回取り上げるのは楽天のジャフェット・アマダーだ。泣く子も黙る193cm、135kgのメキシカンバズーカ。この連載も早くも15回目だが、これまでアマダーを取り上げなかったのも“NPB史上最重量選手”の肩書きがあまりベタすぎたので敬遠してきた。でも、元日本人プロ野球選手最長身投手の馬場さんもプロレスではあえてジャイアント馬場と名乗ったように、王道とは一種のベタさとも言い換えられる。そう言えば、楽天には数年前にルーク・ファンミルという216cmのNPB歴代最長身のオランダ人投手も在籍していたことがある。一番デカい選手と最も重い選手を果敢に獲得する楽天編成の攻めの姿勢には拍手を送りたい。

 昨季は貴重な右の大砲として23本塁打をかっ飛ばし、楽天助っ人20本塁打トリオの一角を担った背番号49。そして今シーズンのアマちゃんは多くの野球ファンが気付いたと思うが、明らかに増量している。好物の唐揚げとラーメンを食い過ぎたのか余裕で140kg越えも濃厚で、もう冗談ではなくユニフォームがはち切れそうだ(スポニチ情報によると来日初年度のキャンプでは146kgを計測したことも)。そんなワガママボディで7日のソフトバンク戦では来日3年目、通算168試合目での初盗塁を決め話題となった。しかも、3対3の同点で迎えた7回裏二死一塁という緊迫の場面で打者足立の3球目にアマちゃん怒りのデススチール敢行。15日の西武戦で今季1号アーチを放ったが、それよりも大きな話題を集めた初盗塁である。

アマダーを見て、ベイダーが脳裏をよぎり、たけしプロレス軍団とオフィス北野に想いを馳せる

 …って突然だけど、ふとアマダーで思い出したので、ベイダーのことを書こうと思う。元アメフト選手で身長193cm、体重200kg前後のビッグバン・ベイダーは1987年12月にTPG(たけしプロレス軍団)の刺客として両国国技館に現れた。最終的に分かりにくい不可解なアングルが新日本プロレスファンの怒りを買い暴動騒動へと繋がってしまったが、ベイダーの実力は本物で東京ドームのスタン・ハンセン戦や、神宮球場の高田延彦戦(スーパー・ベイダー時代)とスタジアムクラスのビッグマッチも任せられるほどの90年代を代表する名レスラーのひとりだ。

 ここでひとつ提案がある。あのTPGのベイダー暴動から31年、最近色々あったたけし軍団もアマダーと再出発を切ったら、今回の騒動もなんとなく笑いで収まるのではないだろうか。楽天生命パーク宮城で当時の軍団メンバーとアマダーを連れて始球式なんてどうですかね森社長…なんつって、エンゼルス大谷翔平の先発登板試合が悪天候で中止となり月曜の早朝に眠れずに書いたコラムがこの結論だ。

 あのアマダーも走ったんだ。俺らもマルカワガム噛みながら1週間突っ走ろうか。

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