頭皮の汗が尋常じゃない時の対処法|汗を抑えて爽やかポチャメンへ
汗かきの夏の悩みは汗を大量にかくことだ。そして、頭皮の汗が異常なほど止まらないこともあり、頭から発する臭いも気になる。頭皮の汗はなぜ出るのかといった原因はなぜか。大量の汗を抑え、イヤな臭いが出なくなる対策を解説する。
頭皮から大量の汗・・・気持ち悪い。
汗をかきやすいおデブにとって夏は大敵。
頭皮から尋常じゃない量の汗が出て、汗で髪が濡れたり、ベタつきやニオイが発生したりして困ってるポチャメンも多いだろう。
頭皮の汗をしっかり抑えれば、夏でも快適な頭で過ごせる。
本記事では頭皮の汗をかきやすくなる理由や、対処法について紹介していく。
頭皮の汗をかきやすくなる理由
頭皮から多量の汗が出るのは、頭皮にも身体と同様に汗腺があるからだ。
頭皮には、エクリン汗腺の割合が多く、もうひとつのアポクリン汗腺は割合が少ない。
エクリン汗腺から出る汗には臭いはないが、アポクリン汗腺から出る汗は雑菌が繁殖すると不快な臭いの原因となる。
新陳代謝が活発に動いている
汗が頭からどんどん湧き出してくるのは、人間の機能である新陳代謝が活発に働いているからだ。
身体には汗と共に、老廃物を体外に排出する機能がある。
新陳代謝が活発な人であるほど老廃物を排出する機能が高く、頭皮がビショビショになりやすいのだ。
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ストレスで交感神経が優位になっている
頭皮に汗をかきやすい原因に、ストレスで交感神経が優位になっている場合がある。
人はストレスを受けると「副腎皮質ホルモン」というものが分泌され、交感神経が活発に働いてしまう。
交感神経は汗腺などをつかさどり、交感神経が優位であるほど汗が止まらなくなってしまうのだ。
また、運動や食事後でもないのに汗がたくさん出てしまう場合は多汗症の疑いも。
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更年期障害の症状が出ている
更年期障害というと女性特有のものと思われがちだが、男性にも訪れるものだ。
男性の更年期障害は、血液中の男性ホルモンが減少することによって起こる。
症状に発汗やほてりがあり、寝汗が止まらなくなったり急に汗が吹き出して止まらなくなったりする。
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頭皮の汗がすごい時の対策法
体温調節機能や新陳代謝の機能を司る発汗は止められない。
しかし、汗が出た後の対策を適切に講じれば汗の臭いやベタつきは軽減できる。
頭皮の汗がすごい時は、以下で紹介する対処法を試してみよう。
腹式呼吸で自律神経を整える
自立神経が乱れていると、暑くなくても汗をかいてしまう。
対処法として、腹式呼吸をして自律神経を整えてみよう。
交感神経を沈め、発汗を抑える効果が期待できる。
呼吸は鼻からゆっくりと吸い、口から細く長く吐くのがポイントだ。
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汗拭きシートを持ち歩く
多量の汗が吹き出て止まらない時は、汗ふきシートを持ち歩き、こまめに汗をふき取ろう。
汗はどんどん出てくるが、放置はNG。
こまめにふき取って、汗が酸化して固まったり、雑菌が繁殖したりする時間を与えないというわけだ。
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頭皮用の制汗剤を使う
頭の汗がすごい時は、頭皮用の制汗剤を使うといい。
シート状の製品や、スプレー状の製品もある。
薬局で販売されているミョウバンを水に溶かして、スプレーを自作する猛者もいる。
ミョウバンは汗の臭いを抑えてくれるのだ。
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汗を抑えるツボを押す
発汗を抑えるツボを押すのも、頭から出る異常な量の汗への対処法だ。
手の甲側にある、人差し指と親指の骨の結合ポイントにある合谷(ごうこく)というツボを押すと制汗作用が期待できる。
何度か試してポイントをつかんでみよう。
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濡れたタオルや保冷剤で首筋を冷やす
汗が頭からガンガン出てくるのを抑えるには、首筋を濡らしたタオルや保冷剤をあてて首筋を冷やそう。
首を冷やすと、首に流れる太い血管の血の温度が下がる。
血の温度が下がると身体の発汗機能がおだやかになり、発汗を抑える効果が期待できる。
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頭皮の汗を抑えて、最適な頭皮環境を手に入れろ!
頭皮の大量の汗は、放置しておくとベタつきが出るほか、臭う原因になる。
原因を知り、対処法を実践すれば、異常なほどの多量な汗を抑えることもできるだろう。
制汗グッズの活用や身体の機能へ働きかけ、最適な頭皮環境をゲットしよう。
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